散策20220312
長田谷津20220308
長田谷津にやってきた.
タネツケバナが花を咲かせていた.近所の空き地には,ミチタネツケバナが良く見られるが,タネツケバナが基本的に湿地周りで見られる一方で,ミチタネツケバナは乾燥した地面に見られる.タネツケバナの茎には毛が生えているが,ミチタネツケバナには根本を除いて毛が見られないらしい(ネット上を散見しただけなので注意).
シマアメンボ.昆虫には詳しくないが,ウミアメンボに近いらしい.確かに,体形が似ている.
コウホネ.沈水型で見られた.このほかに,ナガバオモダカやオオフサモと言った外来の水生植物がみられた.アメリカザリガニが多いので多くの沈水植物には厳しそうだ.
そして隣接する市川市自然博物館で展示されていた魚.長田谷津産のヨシノボリ属の一種.ここはほぼ閉鎖水域(注1)なので,一生を淡水で終える止水性のヨシノボリだろう.雌雄がイマイチ良く分からないが,所謂クロダハゼ Rhinogobius kurodai に当たるのだろうか?いまいち分類が混迷しており,交雑でにっちもさっちもいかなくなっている感もあるので,今後一生モヤモヤしながら生きていくことになるのかもしれない.
イ 20220305
オオイヌノフグリが満開で美しい季節になったようだ.
ところで,商店街に1,2年前くらいに出来た空き地がある.
数 m隔たれたところにも空き地があるが,そこと共通してフヨウ(?)が妙に多い空き地.
そんな空き地に,イグサの仲間が生えていた.
中身を割ってみたが,髄は密で,どうもイグサのようだ.良い畳になりそう.
ちょっと興味を持ったので,近くの河川敷のイグサの仲間も見てみた.
川沿いに生えていた.どうも,空き地のイグサよりは細い.
中身を割いてみる.
うーん,これはイグサでは無いという判断で良いのだろうか?少なくとも,空き地のイグサに比べるとスカスカしている.どこを割ってもこんな感じである.コゴメイ Juncus sp. かもしれない.
近年,イグサはコゴメイに押され,数を減らしていると聞く(この”コゴメイ”の正体も良く分からないのだが……).空き地に生えてきたイグサ.意外と貴重かも?
ブログ始めようと思います
こんにちは,ほし です.
備忘録がてら,ブログ書き始めようと思います.
よろしくお願いします.